美容院で担当された若い男性のゆる〜い働きぶり

私はだいたい月に1回の割合で美容院に行き、髪をカットして貰っています。先日そろそろ前髪が長くなって来たと思って美容院に行くと、これまで見た事がない若い男性がお店にいました。様子を見ていると、見習いではない様で、もうちゃんと他のお客さんのカットなども担当していました。
私が行く美容院は指名制でないので、あの男性が担当になったら嫌だなあと思いながら、私は椅子に座って待っていましたが、そういう時に限って、その若い男性がカットをしに私の所へ来てしまいました。カットする長さや、気を付けて欲しい所などを伝えると、そんなにベラベラ話しかけるでもなく、彼は私のカットに取り掛かってくれました。
しかし、私は髪を切ってもらいながら、彼の掛け声を聞いて笑いそうになりました。人の出入りがあったり、シャンプーや毛染めなどが終わったりした時に、その美容院ではスタッフの人が「いらっしゃいませ」「有難うございました」「お疲れ様でした」等と声を出し、担当でない他のスタッフも、それに合わせて掛け声の様に同じ言葉を繰り返します。
若い彼も一応それをやっているつもりなのでしょうが、私のすぐ横で彼が言うのは、どれも最後の一音だけでした。いらっしゃいませと皆が言うのに合わせて彼は「せ〜」、有難うございましたの時は「た〜」という具合です。私の髪を切りながら、全く心のこもっていない感じで「せ〜」「た〜」と彼が繰り返すのを聞きながら、私は腹が立つというよりも、こんな風にゆる〜く仕事をして生きられたら良いよなぁと思いました。
私はどちらかというと、生真面目で几帳面な方なので、彼の掛け声が自分にはとても真似の出来ないものだと感じ、何だか可笑しくて羨ましくなりました。

美容院で担当された若い男性のゆる〜い働きぶり